コミュニティ・オーガニゼーションの限界

コミュニティ・オーガニゼーションとは、地域に顕在・潜在する諸問題を、住民の主体性や問題解決能力を使って組織活動化し、地域課題解決を図ろうとすることであるが、地域包括システムという言葉の方が浸透していると思う。
しかし、最近自治会等の活動に参加して思うことは、端的に言って「無理」と思うことが多すぎる。
地域の資源を連携するという意味で、その地域の医療機関、介護事業者、社会福祉協議会等が情報を「共有」してゆくシステム中になぜかボランティア集団である自治会が入っている。
地域に住む人々は、公的支援制度の受給要件を満たさない「制度の狭間」にいる人々の方が実際は多い。その人たちを支援するのは、地域のボランティアですか?
前段の組織で働く人は、有償であり、役務です。制度で指示すれば、否応なしに動きますが、後段のように自治会を代表するようなボランティア集団に誰が指示できますか?

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